東京神田にある、都内唯一のあんこう料理専門店「いせ源」さんへ。
すごーい老舗でずっと気になっていたお店です☺
江戸時代の末期、天保元年(1830年)、11代将軍徳川家斉が国を治めていた頃に、中橋広小路(現在の京橋三丁目付近)で初代にあたる立川庄蔵が「いせ庄」というどじょう屋を始めたことが始まり。
2代目が店を神田に移し、店名を「いせ源」とし今に続くそうです。長い歴史を感じます✨
津軽海峡にて生きて水揚げされた風間浦あんこうを使用しています。
外にあんこうが寝ていて、思ったより大きいサイズ感なのですね。
歴史的建造物に選定されている趣のある建物。
大正12年の関東大震災で全焼して立て直し、その後の戦火を逃れて今に至るそうです。
窓の外には揚げ饅頭で有名な「たけむら」さんが見えます。この辺りはタイムスリップしたようなレトロエリアです。
お通し。
あんこう鍋をオーダー。
アンコウの具材は七つ道具(身、皮、胃袋、肝、ヌノ、エラ、トモ)というらしい。
丁寧に下ごしらえされたあんこうが秘伝のタレでぐつぐつと煮込まれてとても良い香り。
部位により全く異なる味わいが楽しめて、あんこうって奥が深いのだと感心しました。肝も絶品。
〆のおじやもオーダー。
仲居さんが丁寧に作ってくださいます。
出汁がたっぷりでこれまた最高のおじや。
あんこうをしっかり味わい尽くせた冬の食事会でした。
店名:いせ源(Isegen)
住所:東京都千代田区神田須田町1-11-1
アクセス:神田駅 徒歩5分
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