【有楽町】老舗グランメゾンのオーセンティックなフランス料理「アピシウス(Apicius)」

フレンチ・ビストロ

以前から気になっていたものの都合がつかず訪問できていなかった老舗のフランス料理店へ。

1983年創業の「アピシウス(APICIUS)」。ペニンシュラ東京の近くにあるシルクセンターにあります。

約40年の歴史あるグランメゾンと聞き、緊張しながら地下におりていきます。

予約を告げ、コートや手荷物を預かってもらい、待合場所に通されて暫し。

重厚感あふれるアールヌーヴォー様式の空間。素敵過ぎ。

昔からアルフォンス・ミュシャの世界観が好きで、植物や花を曲線で描いている装飾性が好みなんだと思う、横を見るとアールヌーヴォーを代表するエミール・ガレのランプに嬉々。

そしてテーブルへ案内されます。

お店のロゴ入りのプレートが素敵です。

■シャンパーニュPOL ROGERで乾杯☆

芳醇な香り、すっきりと上品な味わいです。

■オリーブ

旨味のある実です。これらとシャンパーニュですでに満足。

ウォーターグラスにさりげなく入ったAのロゴもかわいらしい。

■アミューズ

アオリイカのグリエをタプナードソースで。

繊細な味わい。

■バゲット

もちっとふわっとしたバゲットが絶品で、ついつい手が伸びてしまう。

キノコの形のフランスパン、シャンピニョンも生地が最高。

バターは細かくカットされていて塗りやすい。

■前菜

海の幸のテリーヌ。ディルの香り。

優しい美味しさ海の幸のテリーヌ。セリ科の植物は昔から大好きでディル特有の爽やかで甘めな香りとテイストにやられます。

■白ワイン 

すっきりとしたソーヴィニョン・ブランのPouilly-Fume

■蛤とホタテ貝、春野菜のナージュ仕立て

春の色合いが優しい一皿です。

ナージュは魚介類や野菜をブイヨンで茹でて、そのブイヨンをソースとして使う調理法のことだそう。

■赤ワイン

メインに合うものでこちらをおすすめいただきました。

ジャン・マルク・ボワイヨ ヴォルネイ プルミエ・クリュ ル・ロンスレ

J. M. Boillot Volnay 1er Cru Le Ronceret

ブルゴーニュのピノノワール。華やかな香りをずっと愉しんでいたい♬

■メイン

野田鴨の胸肉を桜のチップでフュメ。甘酸っぱい赤ワインソース プチ・サラダ添え。

宮城県産の鴨は脂のりが良く柔らかな肉質。スモークされていて口中に旨味が広がります。

■デザート

ワゴンから好きなものをチョイス。クラシックで魅力的なデザートが並び、迷います。

タルトタタンを頂きました。温めてサーブされ林檎の濃厚な甘みを楽しみます。

そして柑橘系ロールケーキと苺とピスタチオのケーキ。

抹茶と紅茶のアイス。もう一つ、胡椒のアイスというのもあり、後味までしっかりとスパイシィでした。

■コーヒー

老舗グランメゾンは流石の風格があり正統派のフランス料理を堪能することができました。

優雅ながらも落ち着くアールヌーヴォー様式のインテリアも良きものでした。

別の季節に必ず再訪します☺

店名:アピシウス(Apicius)

住所:東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館地下1F

アクセス:有楽町駅 徒歩1分

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